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ランタンの灯の下のオルケス・ムラユー [アジア/インド]

Lantun Orchestra.jpg

鮮やかなブルーのカラフルなジャケに目を奪われる。
アパートの先につるされた洗濯物。その上に広がる青空。
エファ・セリアと一緒に購入したインドネシアのグループ、ランタン・オーケストラの2017年作。
この音楽はなんと形容したらいいんだろう。ラウンジーなクロンチョン?ジャジーなオルケス・ムラユー?

普段はジャズ・ミュージシャンとして活動する傍らかつてのオルケス・ムラユーをよみがえらせる試みらしい。といってムラユー音楽とジャズの融合とか堅苦しさは微塵もないのが良い。
クンダンの横揺れリズムが波音を運んでくる。全曲ノスタルジーを感じさせるオリジナルながらギターやサックスはジャズ・フュージョンを消化し、ホーン・アレンジには現代性を加味し、風通し良くコンテンポラリー。軽やかだけれど安っぽくならないのはミュージシャン・シップに基づいた演奏に品があるから。
ここで「本格」を持ち出すのは野暮というもの。軽やかな遊び心は耳をくすぐり心も身体も軽くする。

Lantunってのはランタンのこと?
街角のランタンの灯の下に佇むオルケス・ムラユー。風に運ばれてくるちょっと懐かしいような音楽。そんな想像も的外れじゃない。
ラストのエレガントなピアノをバックにしたムラユー歌謡は、きっとこの夏の暑さに疲れた時のやさしい子守歌になってくれるでしょう。
傑作なんて言葉は似合わない。お気に入りのグラスで飲む麦茶のように愛でたい素敵な作品です。

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