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校閲ガール [本]

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10月から石原さとみ主演の「校閲ガール」というドラマが放送されます。
テレビは朝ドラと大河ドラマくらいしか見ないので普段なら特別興味も持たないんですが、「校閲」という仕事を取り上げてるいることに興味をもちました。

宮木あや子という人の小説「校閲ガール」が原作なんですね。
読んでみたんですけど、これが結構面白いんですよね。マンガみたいにサクサク読めて、ブログなんてやっていると、読みやすい文章を書く人は尊敬しちゃいますね。
内容云々より読みやすく最後まで読ませる文章って書くこと自体が難しいですから。

それでその本の主人公を取り巻く人たちを主役にしたスピンオフ短編集「校閲ガール ア・ラ・モード」も読みました。こっちもおもしろい!

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校閲ガールと同じ出版者に務める東大出の堅い編集ガールを主人公にした短編では、彼女には同じく東大出の昭和の文芸評論家の研究を続ける恋人がいるんですけどね。
その彼は今の作家なんて100年後には残る人なんていないと馬鹿にするんですよ。文学をダメにしているのは出版社でその手伝いをしている彼女の仕事も俗っぽくて受け入れがたいと言い放つんです。

それに対して彼女はこう言うんですよ。

この世の誰もが深淵を覗いて深淵に覗き返されるような、怪物と戦い続けなきゃいけないような物語を望んでいるとでも思ってるの!? 伝統芸能の歌舞伎だって能だって元々は大衆の娯楽だよ! クラシック音楽だってだいたいは宮廷のサロンのために作られてたんだよ! 百年後にはもしかしたら三代目魚武濱田成夫がニーチェ並みの扱いになってる可能性だってあるんだからいいかげん私の仕事を否定するのはやめて!くうたんも私も、違うジャンルでそれぞれ意義のあることをしているんだってそろそろ受け入れてよ!」

ワハハ。座布団一枚!

来月には新作「校閲ガール トルネード」もでるらしい。こちらも楽しみ。ドラマも見てみようか知らん。
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