So-net無料ブログ作成
検索選択
R&B/JAZZ/etc ブログトップ
前の10件 | -

ニューオリンズ・ブラス・ファンクは不滅なり [R&B/JAZZ/etc]

Hot8.jpg

クアァー!こりゃ最高!
1曲目聴いただけでもう傑作間違いなしと確信しましよ。
スーザフォンがブリブリでもうこれで腰が動かなきゃ嘘だろ。

とか言ってCD買うのは初めてで、これが何枚目かも知らない。
ニューオーリンズのホット8ブラス・バンドの新作「On The Spot」。
昨年末にスポティファイで先行シングルを聴いて楽しみにしてたんですが、こりゃもう今年最高のファンク・アルバムなのは間違いなし。
荒々しい活気にあふれた演奏がもう腰を直撃。生まれた時に既にヒップホップを通過している世代らしいリズム感が、自然とコンテンポラリーなグルーヴを獲得している。ニューオリンズ・ブラス・ファンクは不滅なり。もちろんここには心優しきソウルもたんまりとあります。

これ以上説明する必要あるかな。
バンドオリジナル以外には「St. James Infirmary」やスティーヴィー・ワンダー、ナタリー・コール、シャーデーにメイズの曲をやってます。多くの曲が6分を超える濃厚極まりないズブズブのファンクでもうたまりません。
「St. James Infirmary」のようなスロー・ナンバーでさえ黒く滴るようなグルーヴに溢れているし、「Sweetest Taboo」も俺たちがやるとこんなんなっちゃうんだよって感じのブリブリのセカンド・ライン。 スーザフォンがブリブリ過ぎて大音量で聴くにはヘッドフォンしなきゃなんないよ。

先人の築いた伝統の上に、若い世代のリアリティを自然と重ね合わせたようなグルーブが嬉しくなる。聴き終わった後も、まだ地面が揺れている錯覚に陥るこんな重量級ファンクは、そうそう聴けるもんじゃない。いやいやこれはほんとすごいや。

nice!(0)  コメント(0) 

ニューオリンズ・ジェントルな歌声 [R&B/JAZZ/etc]

Verdict.jpg

昨日今日と突然の真冬並みの寒さ。この季節はこんな日もある。
そこで取りい出したるはジョニー・アダムス。95年のラウンダー盤「The Verdict」。
渋い。我ながらこんなアルバムを取り上げるなんて渋すぎる。

こんな冷え込む夜にこんなジェントルな歌声に包まれる幸せ。
いつもならサラッと3行程度で済ませるところを思わず語りたくなってしまった。

ニューオリンズを代表するシンガーでありながらもあまり語られることのない人です。
僕も詳しくないけど、ポピュラーなヒット曲もないし、どちらかというと地元ニューオリンズを中心に地道に活動してきた人って感じでしょうか。それにこの人はジャンル的にどこに入れていいか困るようなとこあるしね。
ソウル~ブルースの人ではあるけど、今日取り上げるアルバムはじめかなりジャズっぽいとこもあるし。カントリー・アルバムもあるくらいだからね。
とにかく歌手なんですよね。気に入った曲ならなんでも歌っちゃうっていう。でも節操がないって感じじゃなく、ただただ、いちシンガーだったんでしょう。

たしか亡くなったのは98年だったっけ。だから本作は晩年の作品ですね。ラウンダーで何枚も出してるけど、本作はジャズに振れたアルバムといっていいかな。
冒頭の「Blue Gardenia」はハリー・コニック・ジュニアのピアノだけをバックに、この曲はじめ「Love For Sale」「Willow Weep For Me」などジャズ・スタンダードでは所謂ジャズ・シンガーとは違ったフェイクせずメロディを丁寧に歌い上げるスタイルが印象的。聴き手をやさしく包み込むような歌声に滲むブルースが沁みる。
カルテットをバックにしたタイトル曲でのジョニーの歌に絡むヒューストン・ピアソンのサックスもバーボン・ストリートに溶けていくネオンを見るよう。

ジャジーな歌の後には正調ニューオリンズ・ファンクの「City Lights」。この曲はドクター・ジョンとドク・ポーマスの共作曲。他に「Dreams Come Must be Going Out Of Style」「You Always Knew Me Better」と3曲も取り上げている。ドクター・ジョンが参加しているアルバムもあるけど、本作には参加してません。ドクターのアルバムの中でも先ごろなくなったトミー・リピューマ・プロデュースの2枚「シティ・ライツ」と「タンゴ・パレス」が愛聴盤という僕にはこの選曲はうれしい。

スタンダードではガット・ギターをバックにした「Love For Sale」もボッサ・タッチの軽やかな演奏にコクのあるジョニーの歌が映える。

ハリー・コニック・ジュニアとのもう一曲のデュオ「A Lot Of Living To Do」では口真似のトロンボーン、マウス・トロンボーン・ソロも聴かせてくれる。次の「Willow Weep For Me」のアウトロでのサックスとの掛け合いなんてサイッコーにお洒落。芸達者ですねぇ。

こんな風にジャズ・スタンダードとニューオリンズ・ファンクが自然と同居しているところがいかにもこの人らしい。後半の「Come Home To Love」ではゴルペル・コーラスも配され、少し泥臭くせまりつつもジェントルな姿勢は崩さず。噛み締めるような歌声はめっちゃソウルフル。感動。
ラストを即効ブルース「D Jam Blues」で締めるなんてのも粋。

うーん、なんていいアルバムなんだ。
できれば曲を張り付けたかったのにYoutubeにはこのアルバムの曲は一曲もなかった。
でもこういうアルバムこそを「隠れた名盤」と呼ぶんですよ。
nice!(0)  コメント(0) 

トランプに突きつける正義 [R&B/JAZZ/etc]

Justice.jpg

昨夜、ハーツデイルズ「ファンタジー」、サイサイ、スダンナユズユリーと聴いて俄かにファンク・ブームを感じ取ったので、ファンカデリックでも聴こうかと思ったところで思い出したのがダンプスタファンク。
Youtubeに「ワン・ネイション・アンダー・ア・グルーヴ」のライブ映像があって、あれ最高だったな。それでまた見てるうちに見つけたのが、今年1月にリリースされていたシングル「ジャスティス」。

アルバムは2013年から間が空いてるし、どうしてるかと思ってたんだけど。
これは同郷のトロンボーン・ショーティを迎えた曲で、あきらかにトランプ政権に対する物申す的な曲ですね。トランプに突きつける正義。それはともかくこの重量級ファンク。最高ですな。もちろんダウンロード購入しました。
アルバムもそろそろ出して欲しい。

nice!(0)  コメント(0) 

キリっとした歌い口がスウィンギー! [R&B/JAZZ/etc]

IMG_0268.JPG

最近エリントンのとこで歌ってたアイヴィー・アンダーソンとか戦前のジャズ・シンガーがお気に入り。この頃の人はジャズ・シンガーといえばフェイクありきな感じの後年のジャズとは違う普通にメロディをリズムにのせてスウィングして歌っていて気持ちいいんですよね。

このミッジ・ウィリアムスのことはまったく知りませんでした。
店頭で見つけてなんとなく顔写真とHer Juzz Jestersなんて自分のグループを持って歌ってたなんて結構人気の会った人なのかなと思って、それと裏ジャケにテディ・ウィルソンのブランズウィック・セッションでも歌ったとあったので買ってきた。

これが大正解でしたね。
ジャイヴィーな感じはないけど、品のいいキリっとした歌い口がスウィンギーで最高です。バックの演奏もスウィング黄金期だけに軽やかに跳ね楽器ソロも短いながらもきらめいている。楽しいことこの上なし。
ライナーには30年代中頃には日本にも来て、インペリアル・ホテルに出演したともある。
2008年頃の生まれだからこの盤は20代後半くらいか。結構若くなくなってしまったみたいだけど、他のも聴いてみたいな。

こういうシンガーが今となってはまったく顧みられないなんて残念だなぁ。

nice!(0)  コメント(2) 

ビッグバンド黄金時代を手っ取り早く聴く [R&B/JAZZ/etc]

bigbandswing.jpg

正月休みはがっつりと戦前ジャズばかり聴いてました。とりあえず買い込んだCDをひととおり聴くことができてよかった。
それでもまだまだ繰り返し聴きたい素晴らしいものばかりなので、ちょっとCD購入はひと区切りつけとこう。といってもまだこれからいくつか届いちゃうんですけど。

年末エリントンと一緒によく聴いていたのが「ビッグ・バンド黄金時代」というコンピレーション。戦前ジャズの代表的な人たちを手っ取り早く聴けるコンピは10枚組とかでも廉価でいっぱいあるんですけど、たまたまディスクユニオンで見つけたこの2枚組は邦盤で解説もしっかりしていて、エリントンやベイシー、フレッチャー・ヘンダーソン、グレン・ミラー、アーティ・ショウなどなど、デッカに残されたビッグ・バンドを網羅していて、ひととおり聴くことができて便利。
ジャケには1930-1955とあって、ビッグバンドの黄金時代といえるのはせいぜい40年代あたりまでなので、あれ?と思うかもしれませんが、ベニー・グッドマンを収録するにあたって彼の30-40年代のデッカ録音はないので55年の録音が収録されているせいです。

まだそれぞれのバンドの個性を聞きわけられるほど聞き込んでないけど、とにかく楽しいんだよね。
戦前ジャズの魅力の一番はポップなところなわけで、やっぱり時代のスポットライトに照らされている音楽ならではの華やかさがあって聴いていると足取り軽くウキウキしてくる。


nice!(0)  コメント(0) 

キテるベーシストの頭の中 [R&B/JAZZ/etc]

Emily.jpg

あ~これはキテるね。
エスペランサ・スポウルディングの新作「Emily's D+Evolution」。
昨年から彼女が夢で見たもうひとりの自分をテーマにしたコンセプチュアルなステージを繰り広げているのはYoutubeでもちょくちょく見てたので、今回楽しみにしてたんです。
ずっと前からアマゾンにオーダーしてたのに発売日を過ぎても全然発送されない。何やってんだ!とりあえずアップル・ミュージックで聴いてます。

前作は昨年ようやく聴いて気に入ってたんですけど、ちょっと優等生っぽすぎるところが不満ではあって。でもこの新作では本性を現してきましたね。
ちょっと前に先行配信されいた曲を聴いて、あとトニー・ヴィスコンティが共同プロデュースしてるってことでロックっぽいアルバムなのかなと思ってたら、ロックっぽいところもあるけど、ほんとひとつのジャンルで括れない。まぁ一応これまでは基本はジャズという括りの中にいたけど、新作はそこから大きく逸脱しているのは確かではある。数回聴いただけなのでまだうまく感想をまとめられない。聴いてるうちにどんどん迷路に迷い込んでいくような感覚になる。

輸入盤で買っちゃったのでコンセプトについてはよくわからない。聞く所によると政治的な部分もちょっとあるらしいんだけど、音だけ聴いていても十分面白い。かなり演劇的なところもあってミュージカル的な曲展開だったり。
前作に参加していたジェフ・リー・ジョンソンは数年前に亡くなってしまったけど、「Funk the Fear」のギターは彼のことを思い出さずにはいられない個人的本作の白眉。

後言わずもがなベースが素晴らしい。んもーグルーヴィ極まってる感じで。カッコイイよ。
才気ばしってるというか。70年代後半のジョニ・ミッチェルを思い出す。それとプリンス。でも2人にはない茶目っ気というか人懐っこさがあるところが音楽の敷居をものすごーく低くしてもいる。素晴らしい。キテるベーシストの頭の中を覗いたような気分になる紛れもない傑作です。

今年は傑作ばっかりでもうベスト10埋まっちゃいそうだぁ。どれもこれも何回も繰り返し聴きたいアルバムばかりで嬉しい悲鳴。困った。

と、ここまで記してCDが届くのを待ってたんだけど、アルバムを全曲演奏したライブ映像が公開されてるのをみて大興奮!こりゃスゲーや!すんごいことになっちゃってるね。キテるというかもうイッちゃてますよ!
JB、マイルス、ジミヘンにプリンスにジョニどころかガーシュインの遺伝子までがまさにここに脈打ってますよ。
エスペランサはリー・ペリーがかぶりそうな変な被り物をしておそらくレコーディングのメンバーそのままだろう、ドラムにギター、三人のコーラスだけをバックに才能が大爆発してます。
完全にシアトリカルなステージながらアーティスティックな気取りなど微塵もなく、なんか高校の学園祭の出し物みたい。創作演劇とか。ちょっと笑える。
エスペランサは時々ピアノも弾く。あと初めて見ましたが、ペダル・ベースって言えばいいのかな?ハモンドオルガンのペダル部分だけみたいなので歌いないがらそれを踏んでベース・ラインを奏でたり。
中盤の「Funk The Fear」では、なんとまぁ楽しそうに歌いながらめちゃくちゃ複雑なベースラインを超ファンキーに引き倒す。天才だな。でもバカテクに鼻白むことはない。だってすべてを自分の表現したいことの下に従属させているから。オゲージュツじゃなくって芸能的でおもしろーい!

一見一聴以上の価値あり。というか必聴必見です!
http://www.npr.org/event/music/468290664/first-listen-live-esperanza-spalding-emilys-d-evolution
nice!(0)  コメント(0) 

スタイルは古くても出てくる音楽は瑞々しい [R&B/JAZZ/etc]

JAMES HUNTER 6.jpg

ブログのアクセス解析を見たら随分前のジェイムス・ハンターのアルバムを取り上げた記事にアクセスがあったので、そういえば最近どうしてるんだろう?と思ってHPを覗いたら、2/5にニュー・アルバム「Hold on! 」がリリースされていた。グッド・タイミング!早速昨日オーダーしたらもう届いちゃった。

これがもうサイッコーなんですよ!まぁ今までのアルバムどれも甲乙付けがたく素晴らしかったけどさ。
名義は前作同様ジェイムス・ハンター・シックス。これで6枚目かな。

こういうのはどう説明すればいいんだろう。
彼がやっているのは50年代スタイルのR&Bなわけだけど、僕は古いスタイルの音楽であれば基本的にその音楽の全盛期のものを聴けばいいってスタンスなんですよね。だからレイ・チャールズやJB、ファイブ・ロイヤルズとか聴けば事足りると思ってるんだけど、時々その古いスタイルの音楽をレトロじゃなく自分の音楽として演奏することができる人が現れます。何なんだろうね?このジェイムス・ハンターもそう。焼き直しとかじゃなくて自分の音楽として古いスタイルのR&Bを歌える人。

全10曲たった30分しかないけど、曲の出来も演奏も過去最高かも知れない。今時ここに収められたような曲をオマージュやレトロを感じさせずに書ける人っているかな。それを瑞々しく今生まれたばかりの音楽のように歌い演奏できる人。普通ならその手のカバーとかやりそうだけど、オリジナルだけってところがこの人が本物だってことを証明してる。
ジョージー・フェイムに通じるヒップな感性を感じます。古いスタイルの音楽をただなぞるだけじゃなくて、ちゃんと自分のフィルターをとおして新鮮な音楽として提示できる。才能ですね。うん。ほんと才能ですよ。

ラスト曲前に配されたインスト「Satchelfoot」の裏町的ヤサグレ感といい、イギリス人らしい美意識をそこここに感じさせる演奏の質感といい、聴いててたまらなくロマンティックな気分になる。

8トラックで録音した心意気も◎。裏ジャケやCDのラベルデザインもいちいち気が利いててニッコリ。
アップル・ミュージックでも聴けるのでぜひどうぞ。

ほんとライブ見たいなぁ。こういうの小さなクラブで見れたらサイコーだよね。



nice!(0)  コメント(0) 

忘れられないテナーマン唯一のリーダー作 [R&B/JAZZ/etc]

Rise.jpg

カーター・ジェファーソンはウディ・ショウとジェリー・ゴンザレスという僕の最も愛するミュージシャンのグループを渡り歩いたテナーマンだけに思い入れは深い。
ただ、残念なことにリーダー作はたった一枚しか残さなかった。ショウのグループ在籍時1979年にリリースされた「ザ・ライズ・オブ・アトランティス」。
これも昨年日本で廉価再発されてます。僕の持ってるのはずっと前にCD化されたときのもので、ジャケがオリジナルとは全く違う。アマゾンで確認したけど、アマゾンにのってるジャケはたぶん古いものが間違って使用されてるみたい。実際は上のかっこいいジャケで再発されてます。

プロデュースはウディ・ショウで、ヴィクター・ルイスやクリント・ヒューストンなどショウのグループ仲間達と共にプロデュースに専念したウディの代わりにトランペットには日野皓正や大野俊三も参加している。
一曲目の「Why」はウディも「For Sure!」(1980)で取り上げているちょいブラジリアンな曲で、この曲がスピリアチュアル・ジャズとかそういう文脈で数年前から再評価されて再発になったのだと思う。確かに耳障りのいい曲です。3曲ある本人のオリジナルもいい出来だし、年齢的にトレーン・ライクなプレイが印象的だけど、アップでの豪快なプレイもバラードでのリリカルさも捨てがたい旨いプレーヤーでした。ラストのウディ作「Blues For Wood」のソプラノでのエモーショナルなプレイもいいんですよね。

ただこのアルバムひさしぶりに聴いたけど、以前聴いた時と同じでなんか物足りないんですよね。ウディのライブ盤「ステッピンストーン」とかで聴けるエモーションが沸々と湧き出るようなプレイが聴けない。いや聴けないってことはないんだけど、この人のポテンシャルからすればもっともっといいものが出来たはずなのにっていう思いがあるんですよ。
だからこそこのアルバムが唯一のリーダー作ってのがもったいない。あと何枚か残してくれたら良かったのに。
この人のプレイを聴くならやっぱりウディやジェリーのアルバムを何はともあれおすすめします。いやもちろん本作も悪くないですけどね。

93年に47歳で、確か交通事故で亡くなったんじゃなかったかな。忘れられないテナーマンです。

nice!(0)  コメント(0) 

「Shame」について [R&B/JAZZ/etc]

Shame.jpg

先日のNHK-FM「メロウな夜」で、松尾潔氏の「2015年メロウトップ20」というのが発表されていたんですが、その1位がタイリースの「Shame」という曲でした(アルバム「Black Rose」収録)。
2年前のタンク、ジュニュワインとのTGTのアルバムはよく聴いたもんでした。昨年ニュー・アルバムがリリースされたのは知っていて、アップル・ミュージックで聴けるので聴こうと思っているうちに、結局そのままになっちゃってたんですよね。

いやぁこの曲めちゃくちゃいい曲ですねぇ。アトランティック・スターの「Send For Me」を引用したオールド・マナーのR&B。最近のR&Bはちょっと・・・という人でもこれならオッケーでしょう。遅ればせながらアルバムの方もアップル・ミュージックで聴いて、CDもオーダーしましたよ。

タイリースは俳優としても著名で、最近は俳優業の方が忙しいくらいなのかな。本作は歌手としてラスト・アルバムだとのことです。
俳優仲間であるデンゼル・ワシントン・プロデュースによるこの曲のショート・フィルムが公開されてます。
「自分の過ちを許して欲しい。自分が恥ずかしい」と男がひたすら許しを請う悔恨ソングなんですが、コーラスにはジェニファー・ハドソンが参加していて、映像でも奥さん役をやってます。表情だけの演技ですがうまいですよね。ちなみにギターはワー・ワー・ワトソンでこのフィルムでギターを弾いてるのも本人だと思われます。
よくできた映像ですが、何よりタイリースの絶唱が素晴らしい。まぁ俳優さんでもあるので、タバコの吸い方といい、男っぷりの見せ方もうまいですしね。見ごたえあります。

映像も鮮明なので画面いっぱいにしてご堪能ください(埋め込み映像よりもvimeoのロゴをクリックして開く元リンクで見たほうがより鮮明です)。ソウル・ミュージックですよ。

nice!(0)  コメント(0) 

手練な演奏陣を従えて歌のフィーリングを伝える [R&B/JAZZ/etc]

mylove.jpg

ジャジーでインスト比率の高い音楽っていうのが最近のマイ・ブームのひとつで、その一環でエスペランサ・スポウルディングの「Radio Music Society」を購入したことは、ちょっと前に記事にしました。

最近もう一枚、同系統のアルバムを入手。
それが今夜のピックアップ、笠井紀美子の75年作「マイ・ラヴ」。
笠井紀美子って名前しか知らなかった。ギル・エヴァンスとの共演作や70年代後半の山下達郎らとのコラボ作とか興味はあったんですけどね。
今回アマゾンで見たことのないジャケを見つけまして、プロデュースがテオ・マセロということで興味をもちました。最近日本のジャズもかなり廉価でCD化されて、ありがたいです。

テオ・マセロ・プロデュースでニューヨーク録音。スタン・ゲッツやリー・コニッツ、コーネル・デュプリー参加ということで、まぁそそりますよねぇ。冒頭のビル・ウィザーズのカバー「Use Me」をYoutubeで見つけて聴いてみたら、一発で気に入りました。かっこいいねぇ。このちょっとバラけた感じが今のツボなんですよ。フュージョン一歩二歩手前な感じといいますかね。

このアルバムレコード時代の作品なのにかなり長い1時間近くあります。どの曲もしっかりとバックのメンツの演奏もフィーチャーされてて聴き応えありつつ、聴き流すこともできるいいグルーヴです。バックのメンツの中ではやっぱりスタン・ゲッツが目立ってますかね。

おっと、肝心の笠井紀美子の歌について何も言ってませんね。取り上げられているのは前述の「Use Me」やタートルズのカバー「HAPPY TOGETHER」を除けば、「Come Rain Or Come Shine」「Love For Sale」「Autumn Leaves」など有名なスタンダードが多いです。手練な演奏陣を従えて、肩を張るでもなく余裕をかますわけでもなく、じっくり歌のフィーリングを伝えるのに長けたシンガーといったところでしょうか。ストイックなハスキー・ヴォイスが好み。まだ届いたばかりなんでこれからじっくり聴きこもうと思います。


nice!(0)  コメント(0) 
前の10件 | - R&B/JAZZ/etc ブログトップ