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ニューオリンズ・ジェントルな歌声 [R&B/JAZZ/etc]

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昨日今日と突然の真冬並みの寒さ。この季節はこんな日もある。
そこで取りい出したるはジョニー・アダムス。95年のラウンダー盤「The Verdict」。
渋い。我ながらこんなアルバムを取り上げるなんて渋すぎる。

こんな冷え込む夜にこんなジェントルな歌声に包まれる幸せ。
いつもならサラッと3行程度で済ませるところを思わず語りたくなってしまった。

ニューオリンズを代表するシンガーでありながらもあまり語られることのない人です。
僕も詳しくないけど、ポピュラーなヒット曲もないし、どちらかというと地元ニューオリンズを中心に地道に活動してきた人って感じでしょうか。それにこの人はジャンル的にどこに入れていいか困るようなとこあるしね。
ソウル~ブルースの人ではあるけど、今日取り上げるアルバムはじめかなりジャズっぽいとこもあるし。カントリー・アルバムもあるくらいだからね。
とにかく歌手なんですよね。気に入った曲ならなんでも歌っちゃうっていう。でも節操がないって感じじゃなく、ただただ、いちシンガーだったんでしょう。

たしか亡くなったのは98年だったっけ。だから本作は晩年の作品ですね。ラウンダーで何枚も出してるけど、本作はジャズに振れたアルバムといっていいかな。
冒頭の「Blue Gardenia」はハリー・コニック・ジュニアのピアノだけをバックに、この曲はじめ「Love For Sale」「Willow Weep For Me」などジャズ・スタンダードでは所謂ジャズ・シンガーとは違ったフェイクせずメロディを丁寧に歌い上げるスタイルが印象的。聴き手をやさしく包み込むような歌声に滲むブルースが沁みる。
カルテットをバックにしたタイトル曲でのジョニーの歌に絡むヒューストン・ピアソンのサックスもバーボン・ストリートに溶けていくネオンを見るよう。

ジャジーな歌の後には正調ニューオリンズ・ファンクの「City Lights」。この曲はドクター・ジョンとドク・ポーマスの共作曲。他に「Dreams Come Must be Going Out Of Style」「You Always Knew Me Better」と3曲も取り上げている。ドクター・ジョンが参加しているアルバムもあるけど、本作には参加してません。ドクターのアルバムの中でも先ごろなくなったトミー・リピューマ・プロデュースの2枚「シティ・ライツ」と「タンゴ・パレス」が愛聴盤という僕にはこの選曲はうれしい。

スタンダードではガット・ギターをバックにした「Love For Sale」もボッサ・タッチの軽やかな演奏にコクのあるジョニーの歌が映える。

ハリー・コニック・ジュニアとのもう一曲のデュオ「A Lot Of Living To Do」では口真似のトロンボーン、マウス・トロンボーン・ソロも聴かせてくれる。次の「Willow Weep For Me」のアウトロでのサックスとの掛け合いなんてサイッコーにお洒落。芸達者ですねぇ。

こんな風にジャズ・スタンダードとニューオリンズ・ファンクが自然と同居しているところがいかにもこの人らしい。後半の「Come Home To Love」ではゴルペル・コーラスも配され、少し泥臭くせまりつつもジェントルな姿勢は崩さず。噛み締めるような歌声はめっちゃソウルフル。感動。
ラストを即効ブルース「D Jam Blues」で締めるなんてのも粋。

うーん、なんていいアルバムなんだ。
できれば曲を張り付けたかったのにYoutubeにはこのアルバムの曲は一曲もなかった。
でもこういうアルバムこそを「隠れた名盤」と呼ぶんですよ。
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Today's choice 2017-03-26 [Today's choice]

Beny More.jpg
Beny More with Perez Prado and His Orchestra : El Barbaro Del Ritmo
キューバン・クラシックスの中で相対的に日本ではアルセニオ・ロドリゲスとミゲリート・バルデスが人気が高い気がする。それはおそらく中村とうようさんが二人をとりわけ贔屓にしていたからだと思う。とはいえベニー・モレーを低評価していたわけではないだろうけど。
マンボキング、ペレス・プラードのある意味メカニックでさえあるマンボ・サウンドに引けを取らずに歌えたのはベニー・モレーだけだろう。天にも届くような輝ける歌声に圧倒される。これと同じくトゥンバオ盤のセステート・アバネーロでキューバ音楽に引きずり込まれたのでした。
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南アフリカ音楽再入門! [アフリカ]

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昨日訪れたエル・スールで見つけた「南アフリカ音楽入門」。
中村とうようさんが主宰していたオーディブック。一応新譜コーナーに置いてあったけど1900円くらいだった。94年リリースだからアウトレットみたいなもんなのかな。

このオーディブックはいろんなのがでてたけど、僕が持っているのは「ブラック・ゴスペル入門」だけ。80年代後半、本格的に黒人音楽に興味を持ち始めた時に買ったのだった。
でも結構高いのでなかなか他のは買えずじまいだったんですよね。「キューバ音楽入門」あたりは後年ライスから曲目を変更してリイシューされたりもしてました。

南アフリカ音楽は大好きだけど、それほどたくさん聴いてるわけじゃない。
そんなわけでここで改めて南アフリカ音楽再入門とあいなりました。

前半の労働歌的なコーラスも面白いけど、やっぱり南アフリカ独特のあの泥くさいリズムが感じられるようになる8曲目のアフリカン・スウィングスターズあたりから俄然楽しくなる。リトル・レミもちゃんと聴いたの初めてだな。
それになんつったってやっぱりダーク・シティ・シスターズが3曲収められてるのが嬉しい。
これ聴いたら改めて「スタータイム1~4」への想いが募ってしまうのでした。

収録曲じゃないけど。

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Today's choice 2017-03-24 [Today's choice]

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今や「VOODOO」というタイトルで多くの人が思い浮かべるのはディアンジェロなんだろうな。
でもダーティ・ダズン・ブラス・バンドの89年作だって負けず劣らずの名盤でしょ。
たしか邦盤はジャケが大人しいのに変わってたけど、やっぱりこのジャケの方がらしい。
今ならラテンやカリブの音楽との道筋も思い描きながら聴くこともできる。
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Today's choice 2017-03-23 [Today's choice]

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ニーニョ・リベーラの58年盤。
うちにあるキューバ音楽はこういう古いのばっかりなんです。
50年代後半だからなのかスッキリとどことなくモダンな感じがします。
いいわぁ。
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Today's choice 2017-03-22 [Today's choice]

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ア・トライブ・コールド・クエストの98年の5thでありラスト・アルバム「Love Movement」。
昨年再結成アルバム出したけどね。
The Ummahによる音作りはもう職人肌。
なんか墨絵を見てるような微妙な濃淡がシ・ブ・イ。
最近の気分はこんな感じ。
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Today's choice 2017-03-21 [Today's choice]

Emfilios Erotas.jpg

三連休とは打って変わって寒い一日という割にはそれほど寒くない。
やっぱ春はもうすぐそこだなぁ。

ハリス・アレクシーウの84年作「Emfilios Erotas」。
今となれば彼女は僕好みの歌手じゃないのは明らかなんだけど、最も充実していた時代だけに文句つけるとこはひとつもない王道のライカ。一節ひとふし自然とひきつけられる。傑作。
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Today's choice 2017-03-20 [Today's choice]

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暖かい三連休だった。
今日は春分の日だもんな。今週末には桜も咲き始めるだろうか。

タンチーニョの2010年作「パデイリーニョ・ダ・マンゲイラを歌う」。
冒頭の曲のお洒落なホーン・アレンジに驚く。
素朴さの中に凝らされた創意工夫が軽やかにおどるサンバ。
春の訪れを感じるこんな休日になんとも合う。

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Today's choice 2017-03-19 [Today's choice]

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ハーツデイルズのせいでぷちラップ・ブーム到来。
デトロイトの二人組プラチナム・パイド・パイパーズによる2005年作「TRIPLE P」。
これはラップよりも歌ものの方が多いけど。
もしかしたら今が俺史上最高にヒップホップに焦点あってるかもしれないな。
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Today's choice 2017-03-18 [Today's choice]

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ファイルーズの2011年作「EH FI AMAL(望み)」。
冒頭の曲の軽やかなオーケストレーションにのるふわふわとたゆたうような歌声。
ファイルーズを聴くとなぜかファムファタールというと言葉が思い浮かぶ。
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