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年間ベスト2015[音楽部門(アルバム編)] [雑記]

毎年恒例のベスト選。
まずは音楽部門から。さっそくいってみましょう。

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1位 安室奈美恵:_genic
今年はSCANDALイヤーでありE-girlsイヤーであったのにも関わらず、クイーン・オブ・ヒップ・ポップの有無を言わさぬこの一枚に寄り切られてしまいました。一点のスキも曇りもないグローバル・ダンス・ポップ・アルバム。

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2位 SCANDAL:HELLO WORLD
こんなガールズ・バンドに胸打ち抜かれるとは、初めは自分でさえ狼狽えてましたが、時が経つにつれそれも当然と思える、現代最高のロックンロール・アルバム。既に名盤。

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3位 Van Morrison:Duets: Re-Working The Catalogue
多彩なゲストを迎えたデュエット集。代表曲を排した選曲ながらソングライターとしての魅力もよくわかるし、手練のレギュラー・バンドによる演奏も旨く、何より老境を迎えたヴァンの腹六分目のソウルが旨い。

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4位 Sherwood Fleming:Blues Blues Blues
79歳のブルーズマン。今頃こんなむき出しのブルーズに出会うとは。これも言ってみればただの歌だが、溢れ出るそのエモーションは並でない。

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5位 Flower:花時計
歌手2人とパフォーマー5人によるグループの2nd。格段に成長した歌を聴かせるようになった鷲尾玲奈と市來杏香の2人の瑞々しい歌声に魅了された。だからこそ市來の脱退が残念至極。今年聴くべき日本のポップスはこれです。

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6位 Omara Portuondo:Magia Negra
85歳のオマーラが28歳の時(1958)のデビュー作をリメイク。歩んできた年月を溶かし込めたような艶やかな歌声に感動。エッジの効いたバックの演奏もスリリングで年初のリリースながら1年通してよく聴いた。

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7位 Raul Rodriguez:Razon De Son
スペインの音楽家による冒険的作品。このアルバムを一言で表現するなら浪漫ですね。そのロマンティシズムに導かれ、旅に出るような気分で耳を傾けた。

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8位 Lệ Quyên:VÙNG TÓC NHỚ
ベトナム歌謡を聴き慣れていない耳には、民族楽器などを排したスタンダードな演奏も親しみやすかった。膝を正して聴かなければならないような堅苦しさを歌声に感じながらもよく聴いた。

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9位 Dupain:Sorga
本作を気に入り10年前の前作も購入し併せてよく聴いた。フレキシブルな演奏と一筆書きのような歌が魅力。今やロックは英米以外の方が圧倒的に面白い。

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10位 コシミハル:MOONRAY
滑り込みでランクイン。よく研究されていながらそれを表に出さず、そこはかとなくウィットの効いた歌と演奏が、クルーナーの時代を蘇らせる。自主制作ながら多くの人に聴かれるべき逸品。

次点は以下4点。
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pocopen:tingatinga song
今年はソロもバンドのライブも見れてさかなイヤーでもありました。ある意味これも1位。

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MIZIKOPEYI:LIVE
DVD作品。心も体も沸き立つ素晴らしいカリビアン・ミュージック。カリビアン・ジャズとしても聴ける本作の影響か、巷のJTNCものにはまったく心も体もうごきませんでした。

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Maria Schneider:Thompson Fields
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Arturo O'Farrill & Afro Latin Jazz Orchestra:Cuba: Conversation Continues
ようやく秋に入ってこの2枚のジャズ作品を堪能。2枚ともビッグ・バンドものになっちゃいました。両者ともおおらかにチャレンジングな作品でしたね。


「今はただの歌が聴いていたい」という記事をしたためたのは4月頃だったろうか。我ながらそんな思いに正直なベスト10になったと思う。今年はいい作品ばかりに出会えて音楽を聴くのがホント楽しかったです。老若男女バランスのとれたセレクションになったんじゃないかな。日本人の作品を4枚(次点含めれば5枚)も選ぶことになるとはかつてないことでした。

でもこのベスト10を眺めているとなんだか物足りない。
なぜかといえば今年もっともよく聴いたいくつかの曲がここには入ってないから。今年はシングルをけっこう買ったんですよね。まぁJ-POPですけど。シングル・リリースを心待ちにしていたのは生まれて初めてといっていいくらいだったんです。

そんなわけで明日はシングル・ベスト10ってのもやってみましょう。ほとんどJ-POPだけ。というかほとんどスキャンダルとE-girls系だけになりますがね。まぁ個人の備忘録ブログなんでお付き合いください。
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ころん

宣言通りに10日発表のベスト10ですね。レ・クエンが入っているのが意外でしたが(ワタクシは苦手)、他は順当な感じですよね~。スキャンダルとフラワーが上位に入っているのが何だか嬉しいです。個人的に気になるのは、7とマリア・シュナイダーです。
ワタクシもボチボチベスト10の選定を始めていますが、色々と候補があってなかなか決まりそうにないですね~。
by ころん (2015-12-10 23:09) 

Astral

ころんさん

スキャンダルは厳密には昨年リリースなので2位としましたが、同率首位みたいなものです。レ・クエンはこの順位になるくらいは聴いたんですよね。聴いた回数を基準にするのが一番しっくりくるので。発表してから入れ忘れたの思い出したりしてますが・・・。ころんさんのベスト10も楽しみにしています!
by Astral (2015-12-11 07:55) 

イワタニ

Astralさんらしいベスト10で面白いと思います。
アマチュアは、プロの評論家みたいに音楽の内容だけで名盤を決めるのではなく、自分だけの想いみたいなものを出しているほうが魅力的ですよね。
レー・クエンより安室ちゃんが上にいるのが最高だなぁー。
ぼくは、そんな聴き方をする人が好きです。
個人的に文句をつけるなら、DUPAINは嫌いです。
スミマセン!

by イワタニ (2015-12-11 08:07) 

Astral

イワタニさん

自分だけの想いだけでなく、内容自体がほんとうに素晴らしいと思って選んだんですよ。評論家にはほとんど見向きもされない作品もあるかもしれませんが、それ自体が僕には全く理解できないくらいです。おそらくイワタニさんの方がそういう思いをいっぱいしてると推測しますが。

あら、DUPAINお嫌いですか。本作で初めてであったんですが、ジャズ・ロック風の演奏もブルージーな歌声も気に入りましたね。
by Astral (2015-12-11 20:45) 

イワタニ

自分だけの想いなんて言う書き方がおかしかったですね。
内容がいいから選んだことは、当然ですよね。
その内容がいいと思う感性に、その人らしさみたいなものが出てると面白いんじゃぁないでしょうか。
その音楽を聴く感性みたいなものが、自分と同じ方向を見てるか、または、自分とは全然違う方向を向いているとか・・・。
あまり、ファンの多いDUPAINには触れたくないのですが、
(嫌いと書いた後で、しまったなぁー!と後悔しました)
まぁ、僕の求める音楽とは、正反対を向いている。ということで許してください。
文句をつけてゴメンなさい。
by イワタニ (2015-12-12 08:13) 

Astral

イワタニさん

贔屓のブログの世評とはまったく異なるベスト10を見るのは楽しいですよね。酷評された作品でも異なる方向から光を当ててくれたり。
「音楽を聴く感性が同じ方向を向いている」よくわかります。この話長くなりそうなんで、そのうち記事にしますよ。

文句だなんて思ってませんからご安心を。逆にイワタニさんがDUPAINを嫌いな理由の方に興味がありますよ。世評が高い作品を嫌いになっちゃいけない理由なんてありませんから。それもまたDUPAINを取り上げた時にでもお聞かせください。
by Astral (2015-12-12 14:50) 

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