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北の宿から〈トルコ編〉 [アラブ]

フェルハット・ギュゼルというトルコの歌手の2011年作。
上のタイトルはイメージです。(って調べたら都はるみか!北酒場のほうがいいのかも)
なんかこのジャケ、札幌はススキノって感じに見えちゃうんですけど。
もうこれは演歌ですね。
1、2曲目はうーん、トルコ的男の哀愁が漂い、たまにはこういうのもいいかと思うんですが、3曲目をはじめ何曲かある歌謡演歌ロック的な曲はうーん、ダ・ダサい・・・。
こういうのを愛せるのが歌謡曲ファン、演歌ファンかもしれないけど・・・無理。
ただただ、ダサい。
山本譲二とか細川たかしとか聴いて「いいねぇ。やっぱ演歌だよなぁ」としみじみできる人にはいいかもしれないけど。いつかこういうのも心からいいと思えるようになるのかなぁ。
一緒に買ったギュライみたいにトルコの古典音楽の素養があるとか(ギュライもそういう素養があるかよく知らないけど)じゃなくて、あくまでもトルコの歌謡曲というジャンルの人という感じ。
バックの演奏だけとったら日本の演歌とそう違わないし。だから僕のような聴き手にはウードなどもはいったいかにもトルコ的な7曲目あたりはよし。
http://www.youtube.com/watch?v=sZfLRW9BbAQ
全10曲36分。短いのでトルコ演歌をちょっとかじってみようという人にはいいかも。
ロボジー/テトロ 過去を殺した男 [映画]

制作途中のロボットが壊れ窮地に追い込まれた窓際社員3人組。苦肉の策でロボットの中に73歳の老人・鈴木を入れて誤魔化そうとするが・・・。矢口史靖監督が贈る、爆笑エンタテインメント。ミッキー・カーチスが歌う主題歌がゴキゲン!
矢口史靖監督「ロボジー」。
それなりに笑えたけど、ストーリーも笑わせどころもありきたりすぎる。
金とるならもう少し創意工夫をしてほしい。

過去を捨てブエノスアイレスに暮らす兄の元を異母弟ベニーが訪れる。兄の自伝的手記を見つけ盗み読んだことから、衝撃の秘密が明らかに・・・。家族の愛憎、人生の葛藤と再生をモノクロ映像の芳醇な世界に描く巨匠F・コッポラ最新作。
フランシス・フォード・コッポラ監督「テトロ 過去を殺した男」。
こちらは巨匠コッポラ作品ということで、結構期待してました。
全編モノクロで回想シーンだけカラー。光の使い方がうまくモノクロでとった必然性はよくわかった。
ただストーリーはありがちで、衝撃の秘密ってのもカンのいい人なら途中でわかるし、衝撃をうけるほどのこともない。映画通が好きそうな作品。
モノクロの映像の光をうまくつかったスタイリッシュな映画。
ヴィンセント・ギャロがカッコイイ。けどカッコつけすぎ。
身体に響きわたるめくるめくポリリズム [アフリカ]
しっかし相変わらずひどいな、これ。
何がってナイジェリア盤のCD。
傷だらけで、ちゃんと聴けるか心配になったよ。
粗悪なCD作らせたらナイジェリアの右にでるものはいないな。
ジャケもひどいしね。
とはいえこのエベネザー・オベイの77年の代表作と言われる「EDA TO MOSE OKUNKUN」。
外見は最悪でも中身は最高です。20分のメドレーが2つ。
以前買ったCDと聴き比べても音の密度が全然違う。まったりした人だと思ってたけど、こっちはもっと鋭く独特のハーモニーによる歌、複数のギターのからみはストーンズを思い出したり、めくるめくグルーヴはJBやPファンクのファンにも聴かせたい。ドゥンドゥンと身体に響くトーキング・ドラムやいろーんな鳴り物が生み出すめくるめくポリリズミックなグルーヴに絡め取られる。
こんな最高にグルーヴィな音楽が一部の人にしか聴かれてないなんて残念すぎる。
こんなカッコイイ音楽めったに聴けない。いやほんと。
今まで聴いたジュジュの中では一番です。
サニー・アデの80年代前半録音も早く聴きたいけど・・・。
ジュジュを愛する人、ジュジュっていえばキング・サニー・アデだけ聴いてればいいかと思っている人は絶対に聴くべし!!!
洗練された都会派トルコ歌謡 [アラブ]
よく知らずに買ったトルコの歌手ギュライのCD。
70年生まれで88年にデビュー、2011年の本作が8枚目。
ここでは民族楽器が使われず、洗練されたと快適なもの。
1曲目
http://www.youtube.com/watch?v=Y2esEs1yyoU
でも彼女の歌がはいるとグっとトルコ的な哀感が漂う。
洗練されたアレンジのせいもあると思うけど、隅々まで神経の行き届いた歌いぶりが聴き手にも安心感を与えてくれる。歌い込む曲でも意外に重くならないのは実力ある歌の力ゆえか。
6曲目は五輪真弓の「恋人よ」みたい。
http://www.youtube.com/watch?v=D96gImXA6JM&feature=relmfu
最後の曲はオリエンタルなメロディをフルートが奏で、サビでマイナーからメジャーに転調するのが印象的。
迷路のような石畳を歩き続けて急に広場にでるような気分になる。
http://www.youtube.com/watch?v=nqRjFfB241U&feature=relmfu
長く聞ける充実作だと思いますよ。
このCDブックレットが2冊もついてら。
Astral Tunez 2012-05-06 [Astral Tunez]
一枚のハガキ [映画]
GWエル・スール・ショッピング [雑記]
ほぼ三ヶ月ぶりのエル・スール。
最近のエル・スール周辺のトレンドはトルコなんですかね。
でも聴きたいと思っていたのは全部品切れ。
まぁいつものことだけどし、トルコ歌謡にそれほど入れ込んでるわけでもないしなぁという気分でいたんですが、それを察したのか店長が最後の一枚ということでフェルハット・ギュゼルを手渡してくれました。
ついでにトルコの棚でみつけたギュライ。
これもどんな人かも知らないまま、試聴もせずに購入。ワイルドだろ〜?
エチオピアものは今までエチオピーク・シリーズもまともに聴かずにきたのだけど、イエッシは初めて取り置きしてもらって購入。まだたくさんおいてありましたけど。
それで、会計しようと思ったら店に入ってきた黒人(ナイジェリア人?)がたくさんナイジェリアのCDを広げ始めたのでそれも見せてもらいエベネザー・オベイの最高傑作と言われる盤をゲット!
でも、その後カバンにCDしまい始めたので交渉決裂?一枚だけ特別にエル・スール経由で売ってもらったって事かな?とにかく店長とそのナイジェリア人に感謝。
本屋で見かけてもエル・スールでCD-R付きのを買おうと我慢してた「21世紀中東音楽ジャーナル」、ちょうどサラーム海上さんもいらっしゃったので本にはサインもいただきました。
GWは遠出はしないのでこれが唯一の贅沢だな。
『生誕100年 ジャクソン・ポロック』展@東京国立近代美術館 [イベント]

数か月前から行こう行こうと思っていた『生誕100年 ジャクソン・ポロック』展。
天気も悪いので空いてるかなと思って行ってきた。混んでるってほどじゃないけどGWだからそれなりの入り。
初期の作品はピカソはじめいろんな人の影響受けまくりで、所詮亜流といわれても仕方のないものばかり。
でもポーリングという技法を使い始めてからは「これは俺だけのやり方だ!」って感じで、どんどん密度の高い作品を生み出し、全盛期の作品はやっぱりすごい。ずっと飽きずに見ていられるというもの肯ける。
でもそれ以降はどんづまり感ありまくりの作品ばかり。
オーネット・コールマンのフリー・ジャズのジャケにポロックの作品が使われているけど、フリー・ジャズの自由さとどんづまり感になんともピッタリだとは言える。
ポロック展の後はひさしぶりにエル・スールに行こうと思ってたのでそれに心奪われて、併設展示の「原弘と東京国立近代美術館」展を見忘れた。あ〜しまった。
BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展@東京オペラシティ [イベント]
ヒミズ [映画]

住田と茶沢。「ふつうの未来」を夢見る15歳の日常は、ある事件をきっかけに一変し・・・。未来へのなりふり構わぬ奔流を描き切る“園子温の”青春映画。「スミダ、ガンバレ!」
園子温監督「ヒミズ」。
過激な作風で知られるこの監督の作品を見るのは初めて。
GWのだらけきった気分でみたら置いてけぼりかもなぁと思いながら見に行く。
やっぱり最初からテンション高く、そんなに怒鳴るなよ、殴り合うなよと思いながら見てました。
途中からそれも悪いジョークみたいに笑えてきた。
100点か0点かという映画なので、はっきり言って趣味じゃないし、0点のほうに針はふれていたのだけど、最後に泣きながら住田と茶沢が走るシーンで自分も心の中で「住田、がんばれ!」と。
よって評点:100点。
主演の染谷将太と二階堂ふみは素晴らしい。ほか演者がどの人も存在感あり。
そう、がんばるしかないんだよ。
希望?あるかどうかなんて知らんがな。
猪木も言ってたじゃん。
行けばわかるさって。
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